- Blog記事一覧 -夕方になると腰が痛い【疲労性腰痛】
いつも『無痛バランス整体』松村接骨院のブログに、
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「午前中は大丈夫だけど夕方になると、
徐々に腰が痛くなってくる」
このようなことで困っていらっしゃる
方は少なくないようです。
先日60歳代の男性の方が来院されました。
2週間前、重い荷物を持って作業をしてから発症し、
夕方になると腰が痛くなって体を前に倒すのが、
つらくなると言うことでした。
来院いただいたのは昼頃でした。
今は痛くないが違和感はあるとのことで、
立っていただき動診をしてもらいます。
動診とは患者様ご自身が体を動かしてもらい、
動きや痛みを確認する検査法。
先ずは前屈・後屈を確認します。
ともに少し痛みがあります。次に左右の側屈。
これは問題ないようです。
続いて左右回旋し左右ともに腰の真ん中あたりに痛みがあります。
ベットに仰向けになってもらい足首から確認。
左足首の距骨の捻れがかなりあり、
それに伴い脛腓関節が離解し外旋している。
簡単に言うと左足が外側に捻れ足が太くなっています。
「太ももパンパン」
「お尻の筋肉もパンパン」
「腰部もパンパン」
「背中もパンパン」
体全体が過緊張をおこしています。
体の動きが悪く、筋肉も硬い。原因は何か?
それは「疲労」です。疲労の蓄積によって体が疲れてくると、
体が歪んで腰が痛くなってくる。
朝は大丈夫なんだけれども夕方になると、
痛くなるという症状は、
ほぼ疲労の蓄積によるものです。
体の歪みを整え疲労を取り除いてゆくと、
腰痛は無くなってゆきます。
余り難しい問題ではありません。
内臓・骨格・筋肉組織を順に調えてゆきます。
頭蓋骨に若干歪みがあったので修整し、
更に足の捻れを戻す。
特に左足の捻れが重要で、骨盤を引っ張っているようです。
しっかりと左足全体を調えてゆきます。
捻れはどのようになっているのか?
外くるぶしと内くるぶしが正常な位置に無いんです。
内くるぶしを内顆(脛骨)、外くるぶしを外果(腓骨)といいます。
立位では外果(脛骨)は内顆(腓骨)に対し、
若干下にさがっていて後ろに捻れている。
ただし指1本分程度です。
この方の場合、外果(腓骨)が下に指2分以上、
後ろに指3本分以上捻れるています。
この捻れがあると膝も捻れるので、
膝裏の筋肉は硬くなり、ふくらはぎも硬くなっている。
足に痛みやだるさ、違和感を生じます。
下腿部が正常に整うと、
太ももから足首まで軸が整い筋肉が緩みます。
足首・膝・股関節の動きが見違えるほど改善されました。
立っていただき再度動診をしていただき確認。
前屈・後屈、左右側屈、左右回旋をしていただきます。
ご自分で動かした動きも先ほどより大きく改善し、
「体が軽い」と喜んでいただきました。
ふくらはぎ・太もも・背中・肩甲骨・首を確認し、
全て筋緊張が取れて体の動きが良くなっています。
この腰痛は施術を受ければ改善まではさほど、
時間はかかりません。
肉体の疲労を取り除けば通常の状態になりますし、
早めの診療に越したことはないのです。
疲労が溜まりやすい時期となります。
慢性腰痛の改善で一番大切なことは 疲労をためない こと。
疲れたなと思ったら風呂で体を温め、
たくさん休息を取ることです。お気をつけください。
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