
-インピンジメント症候群 - お悩みを根本改善するなら『無痛バランス整体』松村接骨院
腕を上げると刺すような痛みが出る
洗濯物を上げ下げするのがつらい
背中に手を回す動作ができない
肩をかばい首・背中まで重だるい
インピンジメント症候群とは
腕を挙上するときに肩の上側の空間で軟部組織が挟まりやすくなり、痛みや引っかかり感が出る状態を指します。
主に肩峰と上腕骨頭の間で、腱板(とくに棘上筋)や肩峰下滑液包、上腕二頭筋長頭腱などが機械的ストレスを受けやすい状況。
特徴として、ある角度帯での痛み(ペインフルアーク)、上方動作や背中に手を回す動きの困難、夜間痛などが挙げられます。
原因は一つではありません。
肩甲骨の動き(上方回旋・後傾・外旋)の不足、胸椎の後弯優位、上腕骨の内旋優位、前胸部筋群の過緊張、
腱板のタイミング不良など、複数の因子が重なりやすいのが実際。
50歳以降は組織の柔軟性低下や生活動作の偏りも影響しやすく、家事・趣味・仕事の積み重ねで症状が長引くことがあります。
肩が挟まるように痛む
洗濯物を干す、髪を結ぶ
肩を動かすのが怖くなる・・・
肩が痛いから肩を揉む、肩だけ鍛える。
間違いとは言い切れませんが、それだけでは戻りやすいのも現実です。
腕は肩甲骨にぶら下がり、肩甲骨は胸郭の上を滑り、胸郭の動きは呼吸で決まる。
さらに足部・骨盤・背骨の軸が崩れれば、肩は代償で頑張り続ける。
つまり、肩の痛みは結果であることが多いのです。
もう一つの落とし穴は“痛みに向かうケア”。
痛い角度へ無理に押し込む強いストレッチ、力任せのフォーム矯正、回数ありきの筋トレは、防御反応を高めて炎症を長引かせることがあります。
反対に、安静だけに偏ると筋のタイミングは鈍り、再開時に再発を招きやすい。
必要なのは、全身を整え肩にかかる負担を軽くしてゆくために、体全体で負担を分かち合う調整です。
肩甲骨が動ける胸郭、胸郭を支える骨盤・足、緊張を抜ける自律神経。
これらを同時に視野に入れて初めて、肩の衝突は減り始めます。
方法が合っていなかっただけ。
年齢のせいで諦める段階ではありません。
日常で再現できる、小さく確かな一歩からやり直しませんか。
最大の原因として私たちが重視するのは、末端から中心へ連鎖する「歪みと捻れ」です。
始まりは足や手の小さなクセ。片足荷重、合わない靴、片手だけでの家事、スマホや鞄の偏り。
末端の関節がわずかに捻じれると、体は倒れないよう隣の関節を反対方向にねじって帳尻を合わせます。
この相殺が階段状に重なり、膝・股関節・骨盤・胸椎・頸椎へと波及。
肩甲骨は前傾・下方回旋・内側偏位に傾き、上腕骨は内旋優位へ。
結果として肩峰下の空間は狭まり、腕を挙げるたびに軟部組織が擦れやすい環境ができあがります。
胸郭が固まれば呼吸は浅く、横隔膜の動きは小さくなる。
内臓は膜で支えられているため、骨格の歪みは臓器の可動性や血流、自律神経の緊張にも影響します。
つまり、肩の痛みは“肩だけ”で生まれているのではなく、全身のねじれ総量が肩の天井に押し込む力として現れている可能性。
痛い場所を強く押すほど防御が高まり、固定化が進むこともあります。
だからこそ、足部・骨盤から胸郭・肩甲帯・上腕へと、痛みを出さない方向で捻れを還す。
呼吸で内圧を整え、神経と血の通り道を開ける。
末端発の連鎖を断つことが、インピンジメントの土台改善につながります。
どの角度で痛むか、夜間痛の有無、家事や仕事で困る動作、既往歴や運動歴などをお聞きします。
評価は立位・座位・仰臥位で実施。
足部の接地、骨盤の傾き、胸郭の広がり、肩甲骨の上方回旋・後傾のしやすさ、上腕骨の回旋バランスを確認します。
体の土台を整え、骨盤~背骨~鎖骨~肋骨の歪みと捻れを調整。
体という建物を綺麗に機能的に動くようにしていきます。
筋膜・ファシアの滑走性を促すソフトタッチ、肩甲胸郭リズムを導く小さな誘導、胸椎のしなりを引き出す呼吸同調。
過剰に頑張る上部僧帽筋・小胸筋は力を抜く方向に、サボりがちな前鋸筋・下部僧帽筋はやさしく目覚める方向に。
鎖骨・胸鎖・肩鎖関節の遊びを取り戻し、上腕骨頭が前上方にずれない環境を整えます。
頭蓋の調整で自律神経を落ち着け、横隔膜と骨盤底の連携を高めて内圧を適正化。
内臓の位置ストレスも呼吸とポジショニングで軽減を図ります。
肩のインピンジメント(痛み)は肩甲上腕リズムが大切。
これは上腕骨と肩甲骨の協調して動き事を言います。
関節はほとんどの場合、ローリング・スライディングといって回転と同時に滑って動いています。
この滑走性ができてスムースに動くと引っかかりが無くなり痛みが軽減していきます。
無理なく、痛みなく、しかし核心に届く。
全身の歪みと捻れをほどき、肩に集中していた負担を全身で分け合う体へ。
健康で元気な体づくりに向け、再発しない健康な体を一緒に創って参ります。
私たちは「症状のある部分だけを整える」のではありません。
不調を引き起こしている“全体のバランスの乱れ”を、筋肉・骨格・内臓・自律神経など多方面から調整。
その場しのぎではない、本当の意味での「健康な身体」をつくります。
「通っているのにまたぶり返す」という悩みから、解放されます。
施術はすべて無痛。無理な矯正や押圧は一切行いません。
やさしく触れるようなタッチで、体が自ら緩み、整っていくのを促します。
やさしい刺激で変化するので「本当に不思議」と言われる方が多いのです。
緊張せずに受けられるからこそ、身体の深部まで変化が届くのです。
気の流れ・血液の循環・エネルギーの通り道・・・これらが整うことで、自然と体が軽くなっていきます。
自律神経の乱れによる不調(不眠・冷え・動悸・疲れやすさ)も、体の内側から安定。
回復力が高まってゆき、朝からスッキリ目覚められるようになったという声も多数寄せられています。
本来、人間の身体には“自分で治る力”が備わっています。
しかしそれは、ストレスや体の歪みで弱まってしまうもの。
無痛バランス整体では、その力を引き出しやすい状態に整えることで、自然治癒力が高まる体へと変えていきます。
薬に頼らず、内側から元気になる体質づくりをサポートします。
人生100年時代、ただ長生きするだけではなく「自分らしく動ける体」を保つことが大切です。
私たちの施術は、痛みや不調をとるだけでなく、“将来の身体”まで見据えたバランス調整。
いつまでも「元気で笑顔輝く毎日」を楽しめる体を目指していきます。
家事も趣味も、旅行も、もうあきらめないでください。