• 朝の歩き始めに膝がズキッと痛む

• 階段の上り下りがつらく外出をためらってしまう

• 膝が腫れたり引っかかる感覚が続いて不安

• 病院では「軟骨がすり減っている」と言われた

• マッサージや電気治療では良くならなかった

膝関節症は「軟骨がすり減ったから治らない」「年齢のせい」と思われがちですが、実はその認識が改善を大きく妨げています。

軟骨は痛覚を持たないため、軟骨が原因で痛みが起きるわけではありません。

ではなぜ膝が痛むのか・・・

それは、膝が本来の軌道で動けなくなり、筋肉・靭帯・関節包など軟部組織に過剰なストレスがかかるからです。

つまり、痛みの正体は膝にかかる偏った負荷であり、軟骨そのものではありません。

だからこそ、膝だけを揉んだり、太ももを鍛えるだけでは十分な改善が見込めないのです。

実際、足首・股関節・骨盤の歪みが膝に負担を与えているケースが非常に多く、膝に触らずとも痛みが軽減することも

珍しくありません。

「歩くと痛むのは歳だから…」と諦める必要はありません。

膝は正しく整えれば、回復していく力を持っています。

膝関節症とは

50歳以上の女性の約40％が悩まされる現代病です。関節軟骨がすり減り、骨同士が直接こすれ合うことで激しい痛みを引き起こします。

初期段階では「朝のこわばり」「階段での痛み」から始まり、進行すると「歩行時の痛み」「夜間痛」「関節の変形」へと発展。

最終的には人工関節手術が必要になるケースも少なくありません。

従来の治療法では、痛み止めの薬物療法、ヒアルロン酸注射、電気治療などが一般的でした。

しかし、これらは一時的な症状緩和にとどまり、根本的な改善には至らないのが現状です。

なぜなら、膝関節症の真の原因は膝だけにあるのではないから。

全身の筋膜の癒着、骨格の歪み、重力筋のアンバランスが複合的に作用し、膝に過度な負担をかけ続けているのです。

また、自律神経の乱れや血液循環の悪化、内臓機能の低下なども症状を悪化させる要因となります。

根本から改善するには、局所的なアプローチではな、全身のバランスを整える包括的な施術が必要なのです。

なぜ、あなたの膝の痛みは
改善されないのでしょうか？

膝関節症の大きな落とし穴は、「膝だけを施術」してしまうことです。

膝が痛いから膝を揉む、太ももを鍛える、湿布や注射でその場しのぎ・・・

これらは一時的に和らぐことはあっても、膝に負担を生む根本原因が解消されていなければ、すぐに痛みが戻ってしまいます。

また、膝が痛いのに無理に筋トレをすると、かえって関節に負荷が強まり、悪化することもあります。

「水を抜いたら楽になる」と思う方も多いですが、水が溜まるのは膝を守るための防御反応であり、

原因を無視した対処は繰り返しの悪循環を生みます。

さらに、加齢だから・・・と諦めて動かなくなると、筋力低下と血流悪化で痛みが加速します。

膝だけを見ていては治りません。全身の連動性を無視した治療こそが、改善を遅らせる最大の落とし穴です。

膝関節症の本質的な原因は、膝そのものではなく「全身に起きている歪みと捻れ」です。

体の歪みは足先から始まり、足首の内倒れが起きると、膝は内側へねじれ、股関節はさらに外旋し、骨盤にまで連鎖していきます。

この連鎖が日常の歩行・階段・立ち座りで繰り返されることで、膝に過剰な負荷が集中し、軟骨や関節周囲の組織に

ストレスが蓄積します。

膝が痛むのは“膝が悪い”のではなく、膝が体全体のアンバランスの犠牲になっているためです。

さらに、歪んだ骨格は内臓の位置や神経・血管の通りにも影響し、回復力を低下させます。

つまり、膝の痛みは末端から中心へ広がる歪みの最終地点であり、膝だけを治すという考え方では根本改善になりません。

原因を断つには、体全体の調整が不可欠です。